敷金・礼金ってなに？日向市の賃貸で失敗しないための完全ガイド
敷金・礼金って何？
～日向市でお部屋を探す前に知っておきたい、やさしいお金の話～
こんにちは、しんせい不動産です
今回は、お部屋探し初心者さんの「え、敷金？礼金？なにそれ？」にやさしくお答えします！
敷金とは？
敷金（しききん）は、お部屋を借りるときに大家さんに預ける“保証金”のようなものです。
退去する時に、部屋に汚れや破損があれば、その修繕費などに使われます。
問題がなければ、退去後に一部または全部が返金される仕組みです。
- 畳の表替え
- 襖の張り替え
- ハウスクリーニングなど
ただし、どこまでを「入居者負担」とするかは契約内容によるので、入居前にしっかり確認を！
礼金とは？
礼金（れいきん）は、大家さんに「お部屋を貸してくれてありがとう」の意味で支払うお金です。
返ってきません。完全に“もらいっきり”の費用です
かつては住宅が少なかった時代の名残で、
「貸してくれるだけでありがたい」という価値観から生まれた文化的背景があるんです。
今となっては「家賃払ってるのにお礼金ってなに？！」と思うのも当然。
最近では礼金ゼロの物件も増えてきています。
最近の日向市は「敷金ゼロ・礼金1ヶ月」が増加傾向に
ここ数年、日向市の賃貸市場では「敷金ゼロ・礼金1ヶ月」というスタイルの物件が増えています。
これはなぜかというと、敷金を預かっていても、退去時に「返して！」というトラブルが起きやすくなってきたからです。
たとえば、契約書に「畳・襖・クリーニング費を敷金から償却」と書いてあっても、
退去時に「思ったより返金が少ない！」と不満を言われることがあるんです。
それならいっそ最初から敷金をゼロにして、礼金として1ヶ月分を頂戴する、という流れが広がってきました。
この方法だと、退去時の費用は基本的に大家さん負担となり、入居者さんとのトラブルも防げるというメリットがあります。
いわば「退去時の安心料」ですね。
さらに最近では…敷金・礼金ゼロ＋清掃費もゼロの物件も登場！
日向市では空室が増えている影響で、
「敷金ゼロ・礼金ゼロ・退去時の清掃費もゼロ」といった、
大家さんがかなりがんばってくれている物件も出てきています！
もちろん、その分大家さんの負担は大きくなりますが、
「長く丁寧に住んでくれる方に入ってほしい」という想いのあらわれでもあります。
おトクに住めるチャンスなので、そういった物件に出会ったら「ラッキー✨」と思ってOKです！
ちょっと注意！敷金・礼金ゼロ＝お得！とは限らない
ただし、敷金・礼金がゼロだからといって、必ずしもお得とは限りません。
以下のような点には注意が必要です。
- 退去時のクリーニング費が別途必要なケースあり
- 「保証金」「ルームクリーニング代」など別名の費用が発生することも
- 月々の家賃や更新料が少し高めに設定されていることも
気になる物件があったら、不動産屋さんに初期費用の見積もりを出してもらいましょう。
各項目の意味をちゃんと確認することが、あとで後悔しないためのコツです。
「この費用って何ですか？」と気になったら、遠慮せずに聞いてOK！
納得してから契約するのが、一番の安心です
敷金・礼金に関する注意点まとめ
- 原状回復トラブルに注意！
通常使用による劣化まで請求されることがないよう、契約内容とガイドラインを確認しましょう。 - クリーニング費が別途で発生するケースあり
「敷金ゼロ」の代わりに、契約時にクリーニング費が固定で請求される場合があります。 - 礼金の価値は物件に見合っているか確認
「この内装で礼金1ヶ月！？」とならないよう、冷静にチェックしましょう。 - 法人契約では礼金が2ヶ月になる場合も
契約形態によって費用が変わることもあるので注意。 - 保証会社による保証金もチェック
戻ってこない「預かり金」が初期費用に含まれているケースがあります。
気になる物件があったら、お気軽にご相談ください
