日向市・大御神社例大祭!夏に死にかけた猿田彦、秋はスキップしてた件
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夏
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須賀社例大祭
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須賀社例大祭
中厄として参戦
こんにちは。しんせい不動産の是澤です。
朝晩がぐっと涼しくなって、日向市もすっかり秋らしくなってきましたね。
夏のブログの最後で「秋もありますよ!!!絶対逃げられないので、次回もきっと潜入ブログしてきます!」と宣言しておりましたが……はい、予告通り、きっちり逃げられませんでした。
10月24日・25日の2日間、日知屋の「大御神社(おおみじんじゃ)例大祭」に入厄の一員として参加し、2日目の御神幸祭では再び猿田彦(天狗)を務めさせていただきました。
前回のあらすじ
7月の須賀社例大祭で初めての猿田彦。灼熱の装束の中でお面を浮かせて呼吸し、カツラはずれ、最後はただ歩く屍に。婦人部の皆さまの冷たい飲み物に命を救われました。
夏の須賀社例大祭レポを読むこの記事の内容
夏とは違うコース、宵まつりのにぎわい、そして夏に死にかけた男の「秋の変貌ぶり」を、写真と一緒にレポートします。
日向のお伊勢さま「大御神社例大祭」とは?夏の須賀社例大祭との違い
宵まつりと御神幸祭、2日間で行われる秋の例大祭
大御神社は、日向灘に面した柱状節理の岩の上に建つ神社で、天照大御神(アマテラスオオミカミ)をお祀りしていることから「日向のお伊勢さま」として親しまれています。
例大祭は、大御神社で一年に一度行われる最も重要な祭礼です。2026年は10月24日(土)・25日(日)の2日間で開催されました。1日目の「宵まつり」では、特設舞台で神楽や巫女舞、獅子舞が奉納され、2日目の「御神幸祭」では、厄年会をはじめ地域の皆さんの協力のもと、大神さまがお神輿に乗って氏子区域である日知屋本郷区の約10kmを巡られます。
夏の須賀社例大祭は安之神社を本拠としたお祭りでしたが、秋は大御神社を出発して、大御神社に戻ってくるコースです。同じ日知屋のお祭りでも、出発地もルートも少し違うので、担ぐ側・歩く側としてはまた新鮮な気持ちで臨めました。
【3分でわかる】夏の神様の"被害者"!?アマテラスのキャラ解説
夏のブログでは、須賀社の神様スサノオを「お姉ちゃんの部屋にウンコを投げつけた暴君」としてご紹介しました。そして今回、大御神社で祀られているのが……そのお姉ちゃん、アマテラスです。
アマテラスオオミカミ大御神社の神様・太陽の神様
「日本で一番有名な引きこもり(原因は弟のウンコ)」
高天原(天上界)を治める太陽の神様で、日本の神様の中でもトップクラスの存在。ところが弟スサノオの大暴れ(ウンコ投げ含む)にブチギレて、岩の洞窟「天岩戸(あまのいわと)」に引きこもってしまいます。太陽の神様が隠れたので、世界は真っ暗に。
困った神様たちは洞窟の前で大宴会を開催。アメノウズメという女神が踊り狂い、神様たちが大爆笑。「え、なんでそんな楽しそうなん?」と気になって岩戸をちょっと開けたところを、力自慢の神様に引っ張り出されて世界に光が戻りました。つまり、引きこもりを解決したのは説得ではなく「外のパーティーが楽しそうすぎた」という、なかなか人間くさい神様です。
そしてここからが今回のポイント。アマテラスの孫ニニギが地上に降りてくるとき、道案内をしたのが猿田彦でした。さらに大御神社の社伝では、そのニニギがこの地でアマテラスをお祀りしたのが始まりと伝えられています。神話の人間関係を整理すると、こんな感じです。
大御神社例大祭の基本情報
| お祭り | 大御神社例大祭(1日目:宵まつり/2日目:御神幸祭) |
|---|---|
| 2026年の日程 | 10月24日(土)宵まつり 10月25日(日)御神幸祭 |
| 場所 | 大御神社(宮崎県日向市日知屋1番地)と日知屋本郷区一帯 |
| 巡幸 | 大御神社を出発し、日知屋本郷区の約10kmを巡って大御神社へ戻る |
| 見どころ | 宵まつりの神楽・巫女舞・獅子舞、晴厄の餅まき、鳥居前でのお神輿の担ぎ上げ |
【1日目】宵まつり|警備担当と、雨に負けない晴厄の餅まき
特設舞台に響く神楽と獅子舞
1日目の夜は宵まつり。境内の特設舞台で神楽や巫女舞、獅子舞が奉納され、秋の夜の大御神社に笛や太鼓の音が響き渡ります。この日の私の担当は警備。お客さんの誘導や見回りをしながら、合間に舞台の様子を見守っていました。
まさかの土砂降りで早じまい…それでも餅まきはしっかり決行
ところが夜8時を過ぎたあたりから、空模様が急変。9時ごろにかけて土砂降りの雨となり、宵まつりは予定より早めに終了することになりました。最後まで楽しみにしていた方も多かったと思うので、正直ちょっと残念でしたね。
それでも、厄年会の大先輩である晴厄の皆さんによる餅まきはしっかり行われました。厄年の締めくくりとなる晴厄の皆さんが、感謝を込めてお餅をまく姿はやっぱりかっこいいです。
店長 是澤
私は仕事で夕方から参加させて頂きました。一日作業にあたっていた厄年の皆様、お疲れ様でした!!雨は残念でしたが、餅まきができて本当によかったです。晴厄の先輩方、お疲れ様でした!
再来年は私たちがまく側。そのころには、もう少し威厳のある厄年会メンバーになれているといいのですが……(無理かもしれません)。
【2日目】御神幸祭|大御神社からお神輿出発!
厄年会がずらりと並ぶ、厳かな朝の神事
2日目の朝は、大御神社での神事からスタートです。晴厄・中厄・入厄・入々厄と、厄年会の各学年がずらりと並び、厳かに神事が執り行われました。
笛や太鼓の音が鳴り響くなか、静かに頭を下げていると、なんだか心まで清められていくような気がします。これからお神輿を担いで約10kmを巡る一日の始まりに、背筋がすっと伸びる時間でした。
境内からお神輿を出す作業と、どう見ても神輿に合わない系おじさん
神事が終わると、いよいよ神社の敷地内から外へお神輿を出していきます。
店長 是澤
前列にいる、ゆで卵みたいなヤツが私です。
周りの担ぎ手がいかにも「お祭り男」という雰囲気のなか、一人だけどう見てもお神輿に合わない系おじさんが紛れ込んでいます。完全インドア不動産屋の限界がにじみ出ていますね。身長の関係で最前列です。私なんかが前にいてすみません。
【舞台裏】備品車がかりから猿田彦へ。秋の是澤ドキュメンタリー
さて、ここからは恒例(?)の舞台裏です。夏に死にかけた男が、秋の例大祭でどうなったのか。時系列でお届けします。
午前の部:バスの背中を見つめ続ける、寂しすぎる備品車がかり
夏と同じく、午前中の私は備品車がかり。お神輿の後ろの、さらに後ろを車でゆっくりついていく係です。体はまったく疲れないラクチンなポジションなのですが、これが猛烈に寂しい。
しかも今回は、巫女さんたちが乗るバスの真後ろを走る配置。前を見てもバス、横を見てもバス。ひたすらバスの背中を見つめ続ける時間が続きました。
そんな私を見かねたのか、途中でバスの運転手さんが前に入れてくださり、そこからはお神輿を遠くから見守ることができました。運転手さん、その節は本当にありがとうございました。
昼休憩:ぐったりの担ぎ手たちと、まったく疲れていない男の疎外感
午前中お神輿を担ぎ続けた担ぎ手たちは、もうぐったり。「横になったら絶対に起きられないから、寝ない」という、悲壮な決意を語る声も聞こえてきました。
店長 是澤
一方、午前中ほぼ車の運転しかしていない私は、体力が満タンのまま。みんなが疲れを分かち合っている輪に入れず、元気なのに疎外感という謎の状態でした。
ただ、この元気は午後のために温存していたのです。……そういうことにしておいてください。
着付け中に発覚した「猿田彦、トイレ行けない問題」
お昼休憩の終わりに、神主さんに猿田彦の衣装を着せていただきます。夏の記憶がよみがえり、正直このあたりから少しビビり始めていました。
そして着付けの途中、どうしても確認しておきたかったことを聞いてみました。
店長 是澤
神主さんも答えを持っていないやつ!!!
否定も解決策もなく、ただ優しく一緒に困ってくださる。この瞬間、「これはガチで行けないぞ」と腹をくくりました。夏はスサノオのウンコの話で盛り上がっていたのに、秋は自分がトイレに行けない神様になるとは。
視界はこれだけ。段差に2回ビクッとなる神様
いざお面をつけて歩き始めると、待っているのはこの視界です。
お面の目の穴は想像以上に小さく、足元がほとんど見えません。歩道から車道に降りる段差に気づかず、2回くらい「ビクッ」となりました。道を清める神様が、道につまずきかけているという。
しゃべれない、近寄れない。御旅所での孤独な闘い
猿田彦は基本的にしゃべってはいけない役です。お神輿が立ち寄る御旅所でも、みんなの輪から離れたところで、巫女さんの舞を黙って見守ります。神様としては大切なお役目なのですが、やっていることは正直かなり寂しい作業です。
そんななか、毎回飲み物を持ってきてくださったのが婦人部の皆さん。「おかわりする?」「ううん!大丈夫!ありがとう!(小声)」というやりとりが、この日の午後の唯一の会話でした。夏に続いて、婦人部の皆さんには本当に支えていただきました。
夏は屍、秋はスキップ。同じ公園でのビフォーアフター
そして迎えた中盤。夏は気温にやられて序盤からグロッキーでしたが、今回は秋の涼しい風のおかげで、暑いは暑いものの全然余裕でした。
巡幸の途中、夏に私が死にかけていたのと同じ公園を通りかかりました。夏の私を覚えていた役員さんが「大丈夫?」と心配して声をかけてくださったのですが、そのときの私の返事が「全然ヨユー!!!」。そのままご機嫌にスキップしていました。
- 体力ほぼゼロ
- 威厳行方不明
- 余裕なし
- 体力満タン
- 威厳やっぱり不在
- 余裕あふれ出る
※数値はすべて是澤の自己申告です
店長 是澤
同じ公園で、同じ衣装で、この落差!!!
夏は魂の抜けた屍、秋は「ヨユー!」とスキップする天狗。体力は回復したのに、威厳はやっぱりどこにも見当たりません。神様がスキップしてはいけません。道を清めてください。
クライマックス:迫りくるお神輿と、逃げる神様
巡幸もいよいよ終盤。大御神社へ戻る最後の直線に入ると、担ぎ手たちのテンションは最高潮に達します。
写真だと分かりにくいのですが、このとき後ろからお神輿がぐんぐん迫ってきていて、私はもう超早歩き、というかほぼ小走り。あの小さな視界の中、背後から40オーバーのおじさんたちの怒号のような掛け声が迫ってくるのは、本当に怖かったです。
店長 是澤
夏は「後ろの神輿と距離が空きすぎ!」とツッコまれていた猿田彦が、秋はお神輿に追い立てられて逃げている。先導役が先に逃げてどうする!!!
スキップで調子に乗っていた罰が、最後の最後でしっかり当たりました。
そして大御神社の鳥居の前で、お神輿を何度も何度も高く担ぎ上げるクライマックス。担ぎ手にとっては一番体力的にきつい場面ですが、一番盛り上がる瞬間でもあります。
この瞬間の熱気は、ぜひ動画でご覧ください。
2026年10月25日、大御神社の鳥居前でのクライマックスの様子。
入厄の一年に感謝を込めて。来年は中厄として再び夏の例大祭へ
夏の須賀社例大祭、そして秋の大御神社例大祭。入厄としての一年を通して、猿田彦という大役を2回も務めさせていただきました。夏は本気で死にかけ、秋はスキップしてお神輿に追われ……と、なかなか忘れられない一年になりました。
何日も前から準備を進めてくださった厄年会の皆さま、丁寧に着付けをしてくださった神主さん、毎回飲み物を届けてくださった婦人部の皆さま、前に入れてくださったバスの運転手さん、そして沿道から温かく見守ってくださった地域の皆さま。本当にありがとうございました。
日知屋のお祭りは、地域みんなの力で続いている。
一年を通して、それを肌で感じることができました。
来年は中厄として、再び夏の須賀社例大祭に臨みます。夏のブログでは「来年は誰か代わってくれると信じています」と書きましたが、ここまできたらもう覚悟を決めました。来年も精いっぱい頑張ります!
店長 是澤
日向市の地域密着企業として、しんせい不動産はこれからも日知屋の伝統と、あたたかいコミュニティを全力で応援していきます。
来年の夏、また猿田彦になっているかどうかは……そのときのお楽しみということで。(タスケテ)
大御神社へのアクセス・基本情報まとめ
最後に、大御神社の基本情報をまとめました。例大祭の日はもちろん、日向灘を望む絶景の神社なので、普段の参拝もおすすめです。
| 神社名 | 大御神社(おおみじんじゃ) |
|---|---|
| 御祭神 | 天照皇大御神(アマテラス) |
| 所在地 | 〒883-0062 宮崎県日向市日知屋1番地 |
| 電話 | 0982-52-3406 |
| アクセス | JR日向市駅から車で約10分 東九州自動車道 日向ICから車で約5分 |
| 駐車場 | あり |
| 公式サイト | 大御神社例大祭のページ |
大御神社(宮崎県日向市日知屋)の地図
例大祭の見学・参拝時のご注意
- 御神幸祭の当日は、お神輿の巡幸に伴い日知屋本郷区周辺の道路で混雑や一時的な通行規制が予想されます。お車で通行される際はお気をつけください。
- 宵まつりは天候によって内容や終了時間が変わることがあります。お出かけ前に大御神社の公式サイトで最新情報をご確認ください。
- 鳥居前のクライマックスは担ぎ手の動きが激しくなります。見学の際は、担ぎ手やスタッフの案内に従って安全な位置からご覧ください。
日向市のお部屋探しは、しんせい不動産にお任せください
つまり、夏は加害者の弟(スサノオ)のお祭り、秋は被害者のお姉ちゃん(アマテラス)のお祭り。そして猿田彦は、そのお姉ちゃんの孫を道案内した神様なので、アマテラスのお神輿を先導するのはまさに神話どおりの本業ということになります。
しかも猿田彦の奥さんは、引きこもりを解決したパーティーの主役アメノウズメ。この一家、全員キャラが濃すぎます。