【過去のブログ】聖なる夜にお尻のイボを切ったお話
ホームページ移行前、ブログ頑張って書いてた時代の過去ログが残っていたので、恥ずかしい気持ちを堪えながら、順次晒していこうと思います。
こんにちは。
気付けばもう年の瀬。
クリスマスも終わり、一気に年末ムードですね。
クリスマスは皆様如何お過ごしでしたでしょうか。
皆さまが愛する家族や恋人と幸せな時間を送っていたであろうその時、
是澤は25日が定休日、26日に臨時でお店をお休みさせて頂き、
宮崎市の病院へ行って参りました。
病院嫌いの是澤ですが、その是澤が自ら病院に行くほど切羽詰まっていたのです。
何が切羽詰っていたのかって、お尻です。
そうです。お尻が。
そう、何を隠そう、是澤店長、かれこれ4、5年、所謂イボ痔に悩まされておりました。
痛む日はもうほんとうに仕事に支障をきたすレベル。
お尻痛すぎて足がガクガクしちゃう日も。
代表は
そういってくれるのですが、そもそも病院苦手だし…。
なんだかお恥ずかしいですし。いぼ痔。今あだ名がつくとすれば、間違いなくイボジ店長。
そんなこんなでずーーーっと我慢して暮らしておりましたが、
今月のはじめ頃、お尻が痛くて眠れない日が2日続き、
ということで一念発起。
せっかく医療保険にも入っているんだから、この際もう手術したろー!と思って、病院にきたわけでございます。
同業他社の先輩がた、友人、知人から、宮崎の病院にすごく良いところがある、と聞いて、やって参りました、めちゃくちゃ評判よい、生目の病院です。
最初の問診、触診で先生の一言。
先生「あー、切らないとダメですね。結構痛かったでしょう。」
そうなんです。
そうなんですよ先生。
めっちゃ痛かったんですよ。
そこから別室で手術日を決めます。
看護師さん「あー、今月は25日しか空いてないですねー。お仕事大丈夫ですか?」
「あー、仕事は大丈夫なんですけど、25日って、クリスマスですね....」
看護師さん「ですね!あ!彼女さんとデートかな?(笑顔)」
「彼女いないです...みんながクリスマスしてる時に僕はお尻切ってるんですね」
看護師さん「アハハ!」
ということで聖なる夜にイボ痔と決別することが決定。
そりゃみんなクリスマスは避けるでしょうよ。
そうでしょうよ。
それから手術前検査。
内視鏡とか心電図とかいろいろ健康診断的なことをやります。
内視鏡は本当に辛かった...。
腸の中を先生にグリグリやられてる感じ。
何とも言い表せない、グリグリ感。
痛くはないんだけど、とにかくなんか辛かったですね。
汚い話ですが、便が出てるんちゃうってくらいお尻も異物感すごいし。
完全にテンパってましたが、
先生「いや出てないよー笑 がんばってがんばって」
優しく励ましてくれる先生。
「是澤さん、腸内すごくキレイですねー」
モニターに映る是澤のピンクの腸内(たしかに笑えるほどキレイだった)を見ながら褒めてくれる先生。
「あ!!!ちょ、まだですか先生、あぁぁ....!そんなんいいからハヨ!!先生!!」
腸内グリグリ感に堪え切れず大変失礼をしました....。
大変申し訳ございません....。
そして今日に至ります。
現在手術直前。キレイな個室でただただ時間を過ごしております。
人生初の点滴をしました。
THE 病人感。
なにこれ、ちょっと楽しい。
診察も、もう何回もお尻みせたりしてるので恥ずかしい気持ちは全くありません。
はい、どうぞ、てなもんです。
はい見て私のお尻!的な。
人間慣れるもんですね(関心)
優しい看護師さんたちが丁寧に教えてくださり、あとはお昼頃の手術を待つのみでございます。
是澤、手術どころか入院も人生初めて。
病室に到着して2時間くらい経過。
すでに
めっちゃ暇です。
今日クリスマスでしょ?
何でこんな日にいぼ痔切るの私。
することねえ。
ということで、持ってきたiPadでブログを打っております。
最近ブログネタさっぱり思いつかないし、
もうこの際イボ痔もブログネタにしてしまおう、という麻痺具合。
僕の羞恥心はどこへ行ってしまったのか。
しかし、ネットで調べたんですが、日本人の3人に一人はいぼ痔らしいですよ。
みんな本当はお恥ずかしい気持ちで言えないだけで、お尻痛いんじゃなかろうか。
そうなんでしょ。ねえそうなんでしょう。
病院きたら、老若男女、たくさんいますよ。
恥ずかしがることなんかない!
皆さん、ほんとに、最初の初期段階で病院行ったほうがいいですよ。
いやほんと。
まじで。ガチで。
いやほんとマジでガチで。マジでマジで。
初期段階で行けば、注射でつぶせることも多いそうです。
めちゃくちゃ痛いのに耐えていた私。
手術して切らなきゃいけなくなるし、まじでなんで我慢してたんだろうと。
時間さかのぼることができるなら、自分をぐーで殴ってやりたい。ほんとに。
お尻痛くて足ガクガクしながら生まれたての小鹿状態になって痛みに耐えてる自分に、フルスイングでグーパン。
血だらけで引きずって行ってでも病院に行かせたい。
ほんとに。まじで。(真顔)
看護師さんに血圧測っていただいている時に、
「もう年末じゃないですか。明日、飲み会があるんですけど、退院した夜、飲んでも大丈夫ですか」(笑顔)
「全然だめですね、血がでますよ。血行よくなるんで。」(真顔)
食い気味で窘められました。
「できればお正月の間も控えてくださいね」(にっこり)
とほほ。
とほほです。
お正月にお酒を飲めないなんて。
ノンアル正月。
そりゃないぜ。
それもこれも無理して我慢しつづけた是澤のせいです。
その後、手術服の看護師さん達が病室にお迎えに来てくださりました。
「じゃ、手術はじめますねーッ」
手術初体験の是澤は緊張マックス。
手術室に歩いていくと、手術服を来た看護師さん達がお迎えしてくれたのですが、
なんというか、ふつうのダダっ広い診察室みたいなところでした。
イメージだと、なんか仰々しいメカが沢山あって、薄暗い中で無表情の先生達がこっち無言で見つめてるイメージでしたが。
なんか普通に明るいし、J-POPのラジオとか流れてるし、看護師さん達の雑談も聞こえるし。
先生「あ、これ(音楽)ね、ボクの趣味で流してるんじゃないんですよ(笑)」
先生「そうそう。音楽流した方が患者さんもリラックスできますよって意見もあってね」
先生「ならよかった(笑)」
そこから麻酔打たれて、ほんの10分くらいで手術終わりました。
麻酔がちょっと痛いかな、くらいで、麻酔が効いてからは、
って聞いちゃうくらい、何の痛みも感じませんでしたね。
うつ伏せになってるから何も見えないし、目の前の看護師さんと雑談してる感じ。
「正直めちゃくちゃビビッてたけど、ほんともっと早く来ればよかったです」
心からそういってました。
看護師さん「そういえば是澤さん、明日お酒を飲むって書いてるけど、絶対だめだよ」
先生「もちろんです、明日はダメよ。お酒。我慢してね。」
先生&看護師さん「ダメです。お尻から出血するよ。」やはり食い気味でした。
手術も終わって、麻酔のせいもあり、そのまま病室でソッコー寝てました。
そんで2時間後くらいでしょうか。
麻酔がとけてきて、お尻がズキズキ。
めちゃくちゃズキズキ。
痛い。
スーパー痛い。
看護師さんが見回りに来てくださって、相談したんですが、
痛み止めはもう使ってるから、あと数時間は我慢するしかない、とのこと。
看護師さん「がまんがまん!頑張ろうね!」
看護師さんがいないのを見計らって予め処方されていた痛み止めをコッソリ飲んだのはここだけの話です。
※よい子は真似しないように!
そこから晩御飯を食べて、一泊、朝ごはん食べて、診察して。
終了!
朝ごはん後の、テラスの喫煙所からの一服。
達成感しかありませんでしたね。あとお尻の手術後の痛み。
いやーーー。
夜は手術の後が痛くてなかなか眠れなかったけど、
看護師さん達が気を使ってくれて、睡眠導入剤くれたり。
晩御飯も朝御飯もめちゃくちゃ健康的で普通に美味しかったし。
なんだか
楽しかった。
手術後の痛みは辛かったけど。
ほんとに。
本当は手術後にブログの続きを書こうと思いましたが、
痛くてそれどころじゃなかったので、今日こうしてブログの続きを打っております。
日本人の3人に1人が痔を患ってるそうです。
みなさま我慢なんかせず、早めに受診を。(真顔)
市販の薬では治りませんよ!!(経験者は語る)
早めに行けば手術もしなくていいらしいし、毎食後にこんな大量のクスリ飲まなくてすみますよ(笑顔)
今日は2日ぶりの出勤。
事務所にきたら、代表からドーナツクッションのクリスマスプレゼントが置かれていました。
ありがとう代表。
代表も痔に気をつけてね。
by いぼじ店長